土屋つかさの技術ブログは今か無しか

土屋つかさが主にプログラミングについて語るブログです。

#unity 2019.3.0f3でマテリアルの透明度が適用直後に反映されない(実害無し)

 URP関連のバグ(なんだかなんなんだか)もう一個見つけました(報告済み)。
 昨日見つけたのはこちら。

 バージョンはUnity2019.3.0f3(RC3)です。

再現手順

1・シーンにオブジェクトを生成し、新規マテリアル(URP/Lit)を適用する。
2・Surface Typeを"Transparent"に変更し、Base Mapのα値を動かしても、Scene Viewでオブジェクトの透明度が変化しない。
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3・一度Workflow Modeを"Metalic"から"Specular"に変更し、再度"Metalic"に戻すと以降は透明度が正常に反映されるようになる。
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まとめ

 上記の「3」以外にも、α値を更新した後でエディタを実行する事でも透明度が正常に反映されるようになります。恐らく、マテリアル拡張エディタのスクリプトにバグがあって、Transparentに変更されたことが上手く伝搬されていないのでしょう(他の理由かもしれないけど)。
 なので、実害はない(?)のですが、URPを触るのが初めてなので「今起きている現象が仕様なのかバグなのか」の切り分けが出来ないのが厳しい。正式リリースまでに治っていることを祈ります。